Thursday, February 18, 2010

You are what you read 読書で人は変わる

みなさん、こんにちは。当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。

◆ファウンデーションだけでなく、夏への扉も読んでいた

昨日のブログで、ファウンデーション初期3部作を読みましたと言いましたが、その前に、ロバート・ハインラインの夏への扉も読んでいたのです。

どちらも傑作です。後の作品は、このどちらかの影響を必ずと言っていいほど受けているでしょう。
つまり、SFの古典なわけです。


◆言葉遣いが違う
両者を読んで気づいたのは、英語の違いです。
ファウンデーションは1951~53年、夏への扉は1957年(56年?)の作品です。
つまり、両者とも50年以上前に書かれています。

しかし読んでみると、ファウンデーションは今の言葉遣いと変わらない一方で、夏への扉はだいぶ違う感じがしました。

この違いはいったいどこから来るのでしょうか?

◆作品のカラーの違いが言葉遣いの違いを生む
おそらく、ファウンデーションは科学的でシリアスな内容のため、きちんとした言葉遣いが多いのに対して、夏への扉はコミカルで軽快なテンポのストーリーですから、自ずと言葉遣いもくだけたものになります。

この言葉遣いの違いで、面白いことが起きました。
ファウンデーションは今の小説を読んでいるような感じなのに、夏への扉はとっても昔っぽい感じがしました。

◆気っぷのいい、話し言葉
夏への扉が昔っぽい感じがしたのは、聞いたことのないスラングがたくさん出てくるからです。
でも、決して難解とか、面白くないというわけではありませんよ。

気っぷのいい、話し言葉って感じ。

強いて言うなら、植木等の無責任シリーズの映画を観ているような感じでしょうか。
テンポはいいし、面白いけど、ちょっと昔っぽい、そんな印象を受けました。

◆1ページあたり、300~350ワード
夏への扉(左と中央)は1ページ30行なので、だいたい300ワード、ファウンデーション(右)は、35行なので350ワードです。

ハイペリオン・シリーズは、400ワード以上だったので、それに比べれば文字が大きく感じられました。

ちなみに、大学受験の長文一題が450ワードくらいです。 (100ワード強×4段落。超長文で有名な慶應のSFCは1000ワード以上。)


◆4冊の厚さは、ハイペリオン3冊分
 この4冊とハイペリオン・シリーズの厚みを比べると、写真のようになりました。

各ページ当たりの単語数が少ないので、実際には、ハイペリオン2冊分くらいかもしれません。

◆You are what you read.(読書で人は変わる)
これまでは、SFにはまったく興味がありませんでした。

思えば、30代は、推理小説、スパイ小説を中心に、洋書を250冊読んできました。しかし強烈なマンネリにも陥っていました。(以下のブログ参照)
http://nsh-41.blogspot.com/2009/12/blog-post_10.html

しかし、去年、涼宮ハルヒの憂鬱シリーズを読んで以来、ハイペリオン・シリーズ、ファウンデーション・シリーズ、夏への扉と、SFばっかりです。

そう、本当は、講談社のブルーバックスを読むように、英語でも科学系の本をバリバリと読みたかったのです。でも、難しくて読めないから、推理小説だったのです。

でもついに、10年もかかりましたが、SFもバリバリ読めるようになりました!

読めるジャンルが増えれば、人生観が変わります。読書は人を変えるのです。
素晴らしいことです。

実に素晴らしいことです。

ハイペリオンを、SFを読むように勧めてくれた読書家のこの方に、感謝します。







 



◆伊丹哲也 & Side by Side:街が泣いてた

ファウンデーション初期3部作、読了!

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◆ファウンデーション初期3部作読了
昨年末にハイぺリオン・シリーズ4部作読了後、読み始めたのが、アイザック・アシモフの傑作、というより、SF史上の大金字塔、ファウンデーション・シリーズでした。
そして、先日その初期3部作を読了しました。

◆SF小説・映画すべての原点
途方もなく面白い!
繁栄を誇る銀河帝国が崩壊し、以後3万年は乱世を迎えることを予言した、心理歴史学者、ハリ・セルダン。

しかし、彼はその乱世を一千年に縮める計画も立てていた。

そして、そのセルダンプランを何百年にも渡って実行に移していく、後の世の英雄たちの物語です。

これを読んで、スターウォーズとか、ガンダムとか、銀河英雄伝説とか、その他ほとんどのSF傑作物語のベースはこれだろうと思いました。

◆ローマ帝国衰亡史からヒントを得た
なぜここまで優れた作品になったかといえば、それはギボンの歴的名著、ローマ帝国衰亡史(The History of the Decline and Fall of the Roman Empire)からヒントを得たからだそうです。

だから、一人の主人公が成長する物語ではなく、銀河帝国が崩壊し、それ以後の覇権を争う国々の栄枯盛衰における、さまざまな人間模様の話になっているのでしょう。

最高です!42歳になるまで読んでなくて、大失敗と思う反面、いやこの歳になるまで読んでいなくて大正解だったとも思います。

続きは、また明日!

◆吉田拓郎:元気です

Thursday, February 11, 2010

涼宮ハルヒの消失:改めて長門有希はすごいなぁ

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◆長門有希は何をさせても、心に響く
先日、涼宮ハルヒの消失を観ました。
小説を読んでいるので、内容は知っていました。


画像出典:http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002WQSV1A/ref=s9_simh_gw_p15_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-1&pf_rd_r=0BG21A6Z06ZS0KFT57GF&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376736&pf_rd_i=489986

長門有希は、「情報統合思念体」が「涼宮ハルヒ」の観察のために地球へ送り込んだ、「対有機生命体用ヒューマノイド・インターフェース」、つまりアンドロイドなので、ものすごい能力を持っています。
そして、アンドロイドだから感情がありません。

その長門有希が、上の絵(サントラ盤のジャケット)のような感じになります。

長門有希は、恋愛の能力も人間を遥かに越えているんだなぁ。

◆風:あの唄はもう唄わないのですか
35年くらい前の歌ですが、長門有希はこんな気持ちになったのでしょうね。
キョンが長門のために図書館のカードを作ってくれた…。

上のサントラ盤の画像を見ながらこの歌を聞くと泣けます。



◆松田聖子:制服
しかし、映画のテーマはこれです。
「失うとき初めて・・・。」

ハルヒが、SOS団のみんなが消失してはじめて、あの世話のやける、厄介さこそ大切だったんだ、みたいな。

ハルヒのテレビ版を全部観ておくと、劇的に感動します。
小説も全部読んでおけば、改めて感動しますよ。