インフレをきっかけに、世界の変えてみよう

インフレで、毎日物価がどんどん上がってとても不愉快だった。

なんとかならぬものかと思っていた。

しかし、昨日からインフレを物価上昇ではなく、貨幣価値の下落と考えるようにしてみた。

すると、現象は変わらないのに、世界が違って見えてくる。

今までは、物価が上がるので、その中で安いものを買って、なるべくお金を大事に大事に節約しようとしてきた。

しかし、貨幣価値の下落と考えるようになったら、このままお金なんかもっていたら、どんどん価値が減ってしまう、こんな価値のないお金なんて持ってちゃだめだ、なんか買って資産価値を維持しなきゃだめだ、という心構えになった。

「お金を大切に取っておく」から、「お金なんて価値の減るものを持ってたらだめだ、早くものに置き換えろ」になった。

コペルニクス的転回ではないか！

これを教訓として、同じ現象を、別の視点で見るトレーニングをやっていこうと思う。

例えば、私は独り孤独ではなく、私の周りには人が集まらないと考えてみよう。

ワオ！自分は人が近寄りがたい、孤高の存在ではなく、人に好かれるような努力をしなければ人間としていけないのではないかという気がしてきたぞ。

毎日がつまんないのではなくて、日々に面白みを見出そうとしてないと思うと、これかた面白いことを積極的に探してみようという気になってきた。

疲れて何もできないじゃなくて、何もしないからこそ、疲れていることに気が集中するのではないだろうか。なんかすれば意識がその活動に向いて、疲れなど気にならなくなる。

物事を見る視点、立場をちょっと変えるだけで、まったく新しい世界観が広がってくる。

なんて面白いんだろう！

最近ハマってる。浜田省吾：ミッドナイトブルートレイン 1978年

趣味の楽しい英語音読