さらば、論理的思考、さらば、経験値

 今日、youtubeで乃木坂工事中の昔の動画を見ていたら、一期生の白石と若月が、催眠術をかけられて、大嫌いな蛇を触ったり、持ち上げたりするシーンがあった。


白石は蛇を一眼見ただけで腰を抜かして、椅子から転げ落ちるほどの蛇嫌い。


それが催眠術をかけられたら、蛇を撫でるどころか、可愛いとまで言い出す始末。


しかし、バラエティ番組なので、お約束通り、蛇をなでなでしているところで、催眠を解く。


すると、文字通り腰抜かして、命からがらその場から立ち去る。


その姿がなんとも滑稽で、大笑いせずにはいられない。


しかし、そこでふと気づいた。


人の好き嫌いとは何が原因なのだろう?


それはその人の思い込みではないだろうか。


催眠術で、その思い込みを解除したとたんに、白石はあれだけ嫌がっていた蛇を難なくさわれた。


同じように、自分を含めて多くの人は、自分の先入観やら、トラウマやら、心理的なブロックを自分で作って、自分の能力や可能性にストップをかけている。


私にはできない、私はこんな人間だから、こんな性格だから、こんな身体的特徴だから、と枚挙にいとまがないが、自分で自分に限界を、それ以上前に進まない言い訳を、自分に言い聞かせて、ちっぽけな自分のままで生きている。


催眠術を使えとは言わないが、仮に使えば、そのメンタルブロックが外れて、自分の未開発の能力を開花させることができるのだ。


つまり、自分の敵は自分の思考。自我。経験則。


大切なのは、自分はたった今生まれて、何の記憶にも縛られず、先入観も持たず、一歩前に踏み出すことだ。


そのためには、経験値と論理的思考を捨てることだ。

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