健康を快復した。

6月は、仕事が忙しかっただけでなく、今年始めに亡くなった父の相続関連のことや、母親の面倒、その他父がやっていた賃貸物件の管理の引継ぎなど、限界を超えた忙しさだった。
しかも、6月の初旬に、体調がおかしくなっていたのだ。

6月の最初の日曜日に、みぞおち付近と背中が痛くなり、寝てられなくなった。いつまで経っても痛みが引かず、寝返りを何度も打つので、まさに、のたうち回っていた。

翌日から、尿と便の色が明らかにおかしくなった。症状をネットで調べると、胆石から膵臓、腎臓、肝臓ガンの疑いがあるから即病院へ行きましょう、と書いてあった。

だが月・火と仕事を休めなかったので、水曜まで待って、とりあえず近所のお医者さんのところへ行った。

それで症状を伝えると、早速超音波探知機やレントゲンで精密検査をしてくれた。

その場でとりあえず胆石もガンもないことがわかった。

数日後、血液検査の結果が出た。

やはり何らかの異変が起きていたことを示す異常な数値が出た。

先生は、胆石が排出されたか、ポリープが剥がれ落ちて、それで一時的に胆汁の出が悪くなったのではないか、ということだった。

それで、7月始めにもう一回血液検査をしましょう、ということで、先週の水曜日に採血して、土曜日に結果が出た。

異常値だった項目は、一つを除いてみな正常値に下がり、これでやっと一安心だ。

6月初旬の医者に行ったその日に、ガンも胆石も疑いは消えてはいたが、血液検査の結果の異常値が気になったので、長い3週間だった。

いずれにしても、忙しすぎて、先月は本を1冊も読み終えられなかった。

それも人生初の経験だった。

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