スーパースターだからadidas superstarを買った

 Adidas superstarを買った。今から40年以上前の1980年頃に中学のバスケットボール

部の顧問で数学の先生が、superstarを履いていた。

そのとき、この靴、カッコいいなぁ、と思った。バスケ部員の先輩や同級生も何人か履いてたし、他の部、特に野球部の先輩や同級生も、数名が普段履きにしていた。

当時の私はその向こうを張って、Pro Kedsなんてのを買っちまった。

あ〜あのとき、superstarを買っておけばよかった。

時は流れ、2022年ごろにABC MARTでsuperstarを見かけた。

おや、こんなのまだ売ってんだ、なーんて思って手に取ってみると、これが妙に白っぽい。

それに爪先部分も真っ白けになっている。

あれぇ、爪先ってクリーム色じゃなかったっけ？

で、気になる値段だが、１万円。

うーん、1980年ごろもそれぐらいだった気がするから、変わんないけど、なんか安っぽい作りになってるように見えた。

そこから調べはじめたら、superstar80ってのと、その後継のsuperstar82ってのがあるのがわかった。

その二つは、爪先はクリーム色、靴全体もオフホワイトって言うのかな、とにかく漂白したような真っ白けではなかった。

値段も18000円。

やっぱ、本物はそうだよな。１万円の真っ白けのはきっと合皮、こっちは本革なんだろうよと思った。

それからしばらく経って2023年。アメ横で18000円の方superstarの実物を見つけた。

やっぱ色も質感も違う。

ほしい。でも18000円って高くないか？

普段履いてるのは、4000〜5000円だぞ。

そうこうしているうちに、１万円の真っ白けは、実は本革を使用していることが判明。

するととたんに、これでいい、と思い始めて、ついに手に入れたってわけ。

やっぱ、スーパースターはsuperstarを履かなきゃならねぇと思って買ったんだが、もう一つわけがある。

それは、サイズだ。

18000円のを買う前に、安い方でサイズを確定したかった。

普段履く革靴は、25cmだ。

ところがスニーカーは26cmなのだ。

それでsuperstarも26cmを試着したら、横幅がきつくて履けないんだよ！

結局26.5cmを買いました。

黒い靴ばかりの玄関で、一際異彩を放つ真っ白けで長い26.5cmのsuperstar。

すげーカッコいいぜ！