「MMTとは何か」の感想の補足

MMT理論の補足。
ギリシャとか、ロシアとか、過去にdefault (債務不履行)になった国はいくつもある。

日本も近い将来、defaultするのではないか?

MMT理論よる説明。
そうした国々は、固定相場制であったり、社会主義から資本主義への移行段階だったり、軍事独裁政権だったりで、日本のように、変動相場制で、独自の貨幣を発行している国とは違う、ということだ。

それに、日本は巨大な財政赤字を抱えている上、金融政策重視であるにもかかわらず、インフレになってない!

これが、財政赤字は大丈夫という証拠でもある。

さらには、金融政策だけでなく、財政政策にも力を入れれば、日本経済はデフレを脱して、健全化する、というのが、私のMMT理論の理解である。

いずれにせよ、日本の財政赤字も財源確保も気にしなくていい、というのは素晴らしいことだ。

もう一度簡潔に言うと、日本経済を単純化して、①政府、②民間銀行、③企業や家計の3つに分ける。

そしてマクロ的視点からお金の流れを見れば、①は赤字だが、②、③はその赤字分のお金を溜め込んでいる、ということだ。

素人考えだが、銀行がどんどん貸し出したり、企業は投資、家計は消費をどんどんすれば、政府が財政投資額が減るのではないか?

そうならないから、代わりに政府が金を出している、ということではないか?

そうした全体のバランスから考えれば、財政赤字は単純な仕組みであり、恐ろしいものでなくなる。

以上がMMT理論をかじったばかり私の考えだ。

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