１億円あったら、幸せになるだろうか？ならない。

 １億円あったら、幸せになるだろうか？

毎月お金が足りなくて、困っているみなさん、どう思いますか？

私は幸せにならないと思います。

もし１億円あったら、２億円ほしくなるでしょう。

また、減っていくことが怖くなるでしょう。

そのお金にたかってくる人も現れるかもしれません。

つまり、新しい問題が起こって、結局今の状況と大差ない、悩み多き日々が続くわけです。

何でそうなるのでしょうか。

簡単です。お金の有無は物理的な問題であるのに対して、幸せは心の在りようです。

幸せは、姿かたちもなければ、基準もないし、定義もない。

勝手に幸せだと思えば幸せになるのです。

それは、お金とか、夢や希望の実現とは、まったく関係ありません。

自分で勝手に、幸せと思えばいいのです。

「あぁ、今月もお金足りない。でも心は幸せ。」

「車も買えない、美味しいものも食べられない。でも心は幸せ。」

これでいいのです。

あとは、前にも言ったように、感謝でもしとけばいいのです。

なぜ感謝が有効か？

それは、感謝すると、その対象に興味が湧いてくるからですよ。

日々不満を抱えている人は、目の前の事象を一面的にしか見ていない。

悪い部分しか見てない。

あるいは、ネガティブな先入観を持って、それに該当する部分しか見てない。

だから、日々がつまらなくなる。

しかし、感謝すると、嘘でいいから言えば、対象に興味が湧いてくる。

すると、違った視点から、物事が見られるようになる。

気づかなかったことを発見するかもしれない。

そうすると、いろんなことが、徐々にワクワクしてくる。

幸せは心の持ちよう。

そのために何一つ頑張らなくていい。

勝手に今は幸せだ、いつでも幸せだ、と思っていればいいだけなのだ。