大事なのは、思考法

「 あぁ、今のうちこれをやっておかないと、時間がなくなる！」

「これが終わったらあれもやらなきゃ、時間がない！」

「いろいろやったが、これで当日を迎えられるか、不安だ！」

と、ここ数日、仕事の準備に追われていた。

ところが、ここでも気づいたのだ。

このまま、仕事の準備をやっていけば、いずれ終わって、安心できるだろうか？

いや、できない。

なぜかというと、準備の有無の前に、当日になってみなければどうなるかわからない、という根本的な不安があるからだ。

つまり、本番が終わるまでは、不安から逃れられない。

さらには、本番が不安なのは、失敗が怖いからだ。

＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

それならば、ここ数日言っているように、仕事の成功・失敗は物理的な問題、不安になるかどうかは、心の持ちようの問題と分けてみたらどうだろう？

もちろん、失敗したらそれが原因で心が傷つくだろう。

でもそれは、仕事の出来栄えが物理的な問題で、不安か安心かは心の持ちようの問題と切り分けてないから、影響をモロに受けてしまうせいだ。

仕事の出来不出来、それによる他人からの評価の変化は、物理的な問題。

それにより減給されるのも、物理的な問題。

不安になるか、愉快な気分でいられるかは、心の在りようの問題。

現実の、物理的なできごととは、直接には関係ない世界のことだ。

つまり、なにがあっても、毎日幸せで、愉快だと勝手に思い込めばいい。

そうだな、ハッピーでいられるかどうかは、マインドの問題。

つまり、思考法の問題にすぎんのだよ。