お告げがあった
今日は、お告げがあった!
母の代わりに、家中を掃除するために実家に帰った。
掃除の前に、いつもながら母と言い合いになって、かなり嫌な気分になっていた。
一通りおわって、最後に洗面台にあった母の使うブラシを持ちながら、抜けた髪の毛とゴミを取り除いていたとき、「あぁ、なんでこんな、金にもならないし、感謝の言葉ももらえない、つまらないことに大事な時間を費やさなきゃならないんだろう。」とつくづく思った。
まさに瞬間だ!
「それはお前が、そうやって悲劇のヒーロー気分を楽しんでいるからだ」という声が頭の中に響いた。
意表をつく内容に「え?」と思っていると、
「していることには意味はない。感想は自分で持つものだ。」という言葉が閃いた。
そうか、気づかなかった。
作業自体はブラシから髪とゴミを取って捨てるだけの、すぐに終わる、ささいなものだ。
そのときどういう感想を持つかは、その人次第だ。
あぁ、これで母が喜んでくれるだろう、と希望に胸を膨らませて作業するのも、なんでこんなことしなきゃならないんだ、とむかつきながら作業するのも、私の気の持ちよう次第だ。
どうせやるなら、前向きに、明るく、楽しい思いを持ちながらやった方が、得だ。
これからは、何をするときも、「これは自分の得になる、大金も入ってくる、幸運も舞い込んでくるチャンスを今手にしている」みたいなことを思いながらやることにしよう。
これで、毎日が楽しくなること、間違いない。
Anthrax : Among the living (1987)
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