3001年の音読3:give someone the benefit of the doubt

https://www.dropbox.com/s/qv789e6e120su8s/21.mp4?dl=0

今日読んだところは、この小説の屈指の名場面ではないかと思います。

Frank Poole元宇宙飛行士が、Europa委員会で話しています。

Dave Bowman船長は、(HalとともにMonolithに取り込まれて、Halmanとなってしまって、地球には興味がもう薄れているが、)それでも地球を救う手伝いをしてくれるだろう。

突然、Daveのあるエピソードを思い出したので聞いてください。

ケープカナベラルの海岸を二人で議論しながら歩いていたとき、カブトムシがひっくり返って、元の姿勢にもどそうと手足をばたつかせているのを見つけた。

私は無視したが、Daveは違ったんだ。足で蹴って、もとに戻してあげた。

私は「そんなことして、あのカブトムシが、誰かが賞をとった菊の花を食い漁ったらどうするんだ」と言った。
Are you sure that was a good idea? Now it will go off and chomp (=champ) somebody's prize chrisanthemums.

するとDaveは、「カブトムシはそんなことしないと解釈したいもんだね。(=疑わしきは罰せずだよ)」と答えた。
But I'd like to give it the benefit of the doubt.

みなさん、これが今やHalmanとなったDaveのメッセージ、疑わしきは罰せず、善意に解釈せよってことです。

以上

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