ナチュラルスピードで読む:かなりつっかえる

https://www.dropbox.com/s/l116inbpn8rku2a/WIN_20190413_13_17_24_Pro.mp4?dl=0

Isaac Asimov著、Prelude to FoundationのP.217-219の音読です。

銀河帝国の歴史書には残っていない伝承などを聞き出すために、Mycogen星に来たHari SeldonとDors Vanabiliは、その星の人たちが着る服(kirtle https://www.google.com/search?q=kirtle&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjb8Iv2qMzhAhUMbrwKHULlBhMQ_AUIDigB&biw=1536&bih=754 )を、料理を作りに来ている姉妹のRaindrop Forty-ThreeとForty-Fiveから渡されるが、彼女たちは、Hariには話そうとしない。Hariは、よその星から来たtribesmanであり、またこの星では親類以外の男性には話さないという習慣があるからだ。しかし、Hariは彼女たちから伝承を聞き出したいため、この星の特産物を作るmicrofarmを案内してほしいと切り出す。

冒頭でつっかえている単語は、hoarsely(しわがれ声で)でした。

この小説は、ページ数稼ぎをするために、どうでもいい描写がとても多いです。

おそらく編集者が、「アシモフ先生、今回は長編にしますから、頑張って伸ばしてください」みたいに言われ、やむなく冗長にしているのでしょう。

というのは、傑作の3部作とは作りが違うからです。

3部作は銀河帝国が滅び、Seldanの計画通りに新たな帝国(じゃないんだけどね)ができるまでの、ものすごく長い期間の話。

で、簡単にいうと、その長期間の間のいくつかのエピソードを集めた短編の集合体。

だから、主人公もたくさんいる。

それに対し、これは、Seldon一人の主人公で、500ページくらいの話にしなければならない。

だから、今日読んだところみたいに、kirtleの描写だけで、1ページも使うわけです。

アシモフも、本当は100ページくらいでテンポよく書きたかったはずではないかと、気の毒に思います。

ということで、私の読みも、いろんなことを気にせず、スピードアップして、さっさと先へ進むようにしました。

すべては、アシモフのおかげです。

Comments

Popular Posts