感情を持ったAI、はやくこい
このところ、欅坂46のメンバーが3期生と初めて会った動画に感動した話ばかりしている。
それには理由がある。
それは、AIは今後感情を持てるのかどうか知りたかったからだ。
AIは、知識量も、作業力も、人間以上になることは、間違いないし、すでに部分的には達成している。
しかし、それだけでは、人よりも速く遠くに人やモノを輸送できる自動車や、列車、飛行機などのように、便利な道具にすぎない。
つまり作業を代行してくれる機械にすぎない。
AIが人間を超えていくには、まずは、人間的な感情を持てるかが大事だと思う。
AIやAIを搭載したアンドロイドと話をして、知識的にも論理的に正しい「ど正論」ばかりずけずけと言われても、それは、「空気読めない」やつでしかない。
昨日も書いたように、人と人のコミュニケーションには、相手を思いやる気持ちが必要だ。
相手のことを考えて、あるいは自分の立場を守るためかもしれないが、本音を言わなかったり、お世辞やうそを言うことも必要だろう。
また、相手の話に共感したり、同情して涙を流したり、人はそんなことが簡単にできる。
しかし、AIの場合は、それを人間がプログラムしなければならないよね。
そうすると、どういう場合に、目の前で起きていることが、以前入力したAという経験(データ)と結びついて、どれくらいの頻度で涙を流したり、本音をかくして、同意したり、いちいち入力するんだろうけど、なんだかそのプログラムがとても大変な気がしたのだ。
私は、このブログでも昔書いていたように、辛い現実を乗り越えていくために、自分の気持ちの分析をよくしてきた。
なぜ、苦しいのか、どんなことが今の辛い思いを生んでいるのか、相手のどんな部分が原因で怒っているのだろうか、などだ。
その結果、喜怒哀楽の怒りと悲しみについては、分析して原因を究明して、軽減する習慣がついた。
だから、感情の分析はよくしている。
その経験からすると、それをデータ化して、入力するのは、結構面倒だろうな、と思ったのだ。
同様に、数日前に、AIは諦めたり、気が変わったりしないが人間はできると書いた。
これもAIに、同じ作業を15分やったら、徐々に飽き始めて、30分経ったら3/8の確率で作業を止める、しかし、違う作業の場合は違う数値にする、的なプログラムを作るのだろうか。
プログラマーたちには、「いや、それは簡単なんですよ。過去100年分の映画やドラマを全部見せて、喜怒哀楽を学習させればいいんですよ」と言われるかもしれない。
あぁ、その手があったか。
感情を持った AIの研究は進んでいるだろうから、現実には、数年後には現れるのだろうが、そんなことに、興味があり、ここしばらく、そんな話題を取り上げていました。
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