AIに(基本)できないが、人間ならたいていできること

 AIが人間を知的に超えてしまうと言われるシンギュラリティは、2045年と言われてきたが、おそらくあと5年くらいなのではないかと思う。


ただ、AIにできないこともあるので、人間がAIに負けるわけではない。


話はそれるが、人間が機械に勝てることなどないだろう。


簡単な例だが、どんなに早く走っても、車には絶対にかなわない。


私たちは日常的に、機械にすでに負けているのだ。


だからといって、誰も自分が車以下の人間だと思う人はいない。


AIの場合でもきっと同様に思うのであろう。


さて、話はもどるが、AIにできない、人間独自のことを話したい。


それは、「あきらめる」「間違いを繰り返す」「気が変わる」などであろう。


これらの行為は、一般にはネガティブに受け止められている。


しかし、AIや機械は、作業を自分で勝手にやめないし、自分の判断で間違ったりはしない。


また、作業の途中で、気が変わることもない。


指示された作業を終わるまで、きちんとこなす。


それが機械の長所だ。


今後AIやロボットが知的にも機能的にも人間を上回るのであれば、人間にしかできない切り札は、「あきらめる」「間違いを繰り返す」「気が変わる」などだ。


あぁ、これらは、人間が神から授かった、能力だったんだなぁ。

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